フローリングの除塵方法「ハウスダストから守る」|輸入発売元 株式会社オカベ

フローリングの除塵


ホコリはフローリングに浸透することはありませんが、放置しておいてよいということでもありません。フローリング表面のホコリの微粒子は、歩行などによって床に細かいひっかきキズを作る原因となり、フローリングの保護塗料を傷めます。さらに室内のホコリは、シックハウスなどのアレルギー症状など、私たちの健康を損ねる原因物質となる場合もあります。フローリング上のホコリを除去するには、少しの手間で十分です。しかしその効果は大きなものがあります。

ホコリを知る

家の中のホコリは、ハウスダストと呼ばれます。どのようなホコリがあるのか見てみましょう。

粗塵(1000ミクロン以上) 人体から出るもの(髪の毛・ふけ・爪・皮膚)
ペットや毛や糞
綿ぼこり(衣類や布団から)
砂ぼこり(窓の外から)
細塵(1000〜75ミクロン) 食品くず
害虫(ノミ、ダニ(排泄物や死骸等))
花粉、植物の種子
カビ(胞子)、バクテリア
微塵 (75ミクロン未満) 上のホコリのさらに細かいもの

正しいツールを正しい手順で使いましょう

フローリングの除塵作業には、いろいろな道具があります。何を使うか人ぞれぞれで違うかも知れません。一般的によく知られている、よく使われている除塵用の清掃道具について、考えてみましした。
●電気掃除機:強力にホコリを吸い込んで除去します。しかしその一方で、吸った空気に対して排気が必ず発生しますから、排気によって床上の微細なホコリを空気中に舞いあげてしまう場合がありますので、注意が必要です。また電気を必要としますので、コンセントの場所や電気コードはしばしば作業の妨げになります。回転するブラシがついた掃除機は効果的にホコリを除去しますが、ブラシの材質や高さによっては、細かいキズの原因となりますので注意してください。
●ほうき:用途に合わせていろいろなほうきが存在します。正しい用途のほうきを正しく使用すれば、その効果は十分ですが、なかなか正しいほうきの使い方は浸透していません。強く掃いてもほこりを舞い上げるだけですから、ほうきの穂のしなりを利用して、軽くササッと使用することが大切です。
●レンタルモップ:レンタルモップは、キレイに洗濯された後、吸着剤が含浸処理されていますので、捕まえたホコリを他に移しません。しかしこの吸着剤がワックスに浸透し、木にもしみ込んでフローリングの変色の原因となる場合がありますので、保管場所と保管方法には注意が必要です。レンタル制は自分でモップをキレイにしなくてよいというメリットがある反面、使った初日に真っ黒になってしまうと次回の交換まで真っ黒なまま使用しなくてはいけないというデメリットもあります。また、レンタル制ですので毎月のわずかな費用も、積みかなさると大きな費用となります。
●マイクロファイバーモップ:除塵用のマイクロファイバーモップは、床上を拭くことで静電気を発生させ、床上の微細なホコリをキャッチします。もっとも手間いらずでかんたんな方法ですが、効果は抜群です。また軽量のため体への負担も少なく済みます。モップは繰り返し洗って使えますので、経済的です。
●使い捨てワイパー:フローリング表面のゴミを効果的に除去するといった意味ではレンタルモップやマイクロファイバーモップと変わりません。ただし毛足が短いものが多いため、フローリングの継ぎ目などの細かい隙間のホコリは取れない場合が多いです。もっとも軽量なので使いやすい反面、モップが浮いてホコリが残りやすいという欠点もあります。使い捨ての不織布シートは、1枚当たりの単価が安い反面、ランニングコストがかかりますので、長い目で見ると意外と大きなコストになります。

モップやワイパー、ほうきで除塵してから掃除機を仕上げに掛ける人、掃除機を掛けてから仕上げにワイパーやモップを使用する人、やり方は人それぞれだと思いますが、手順をほんの少し変えるだけで効果はすごく上がります。

ハウスダストにはとても細かいものも含まれていますので、掃除機の排気によって空気中に舞い上げてしまうと、1時間経っても床上に落ちてこないものがあります。先にモップやワイパーで床表面の細かいホコリを取り除き、仕上げに掃除機を使用して、取り切れない隙間のホコリなども一緒に除去すると、ハウスダストをもっとも効率よく除去することが出来ます。ハウスダストはアレルギーの原因にもなります。ぜひお試しください。

除塵作業のコツ

先ほどは各清掃ツールの使用する順番についてお話ししました。ちょっとしたコツを知っているだけで除塵作業の効果は抜群に上がります。
●除塵作業は、上から下に、が基本です。天井から床へ。先に床を除塵してから高いところを除塵すると、ホコリが床に舞い落ちてしまい、床は2回除塵しなくてはいけなくなります。
●入り口からもっとも遠い場所から始めてください。そして入り口に向かって作業を進めていきましょう。出入口はもっとも歩行が多く、ほとんどの場合ホコリの大半は部屋の入り口から入ってきます。
●部屋が広い場合は、分割して作業しましょう。広い場所を一気に作業しようとすると、どこまで作業が終わったのかわかりにくく、同じ場所を何度も掃除することになりかねません。
•●手の届きにくい場所こそ嫌がらずにしっかり除塵しましょう。ソファーの下など、手が入りにくい場所をホコリは好みます。

ハウスダストを減らす

ほんの少しの手間をかけるだけで、ハウスダストは減少します。ハウスダストを減らす=アレルギー発症を防ぐコツとも言えます。どれも難しいことではありません。
●マットの使用:玄関や出入口にはマットを敷きましょう。床上のホコリやごみの大部分は、靴底に付着して外部から持ち込まれると言われています。
●こまめに掃除:特別なことをしなくても、私たちの日々の生活はホコリの発生源となります。こまめにフローリング上のホコリを除去すれば、それだけホコリの蓄積がなくなります。
●フィルター交換や清掃:吸った空気は吐き出さないと真空になってしまいます。掃除機のフィルター交換やエアコンのフィルター清掃は、室内に舞う微細なダストを減少させます。
●ホコリのたまりやすい場所:部屋のコーナー、家具や電化製品の下、電灯の笠やカーテンレールの上部など、ホコリが好む場所が室内には必ずあります。こういったホコリがたまりやすい場所をキレイにするよう心掛けると、部屋全体のホコリが少なくなります。


ホコリを最小限にするコツは、以上のような細かいことの積み重ねです。そして、正しいツールを正しい手順で使用することです。お掃除大好き!という方もいらっしゃいますが、好んでやりたくない方の方が多数派だと思います。しかしこのちょっとした作業が、フローリングを長期間キレイに維持するもっとも大切な作業です。